【平成29年度・iDeCo】年末調整で忘れず申請したいお得な個人型確定拠出年金
毎年やってくる年末調整、会社員の方は毎年自分で記入されている方が多いのではないでしょうか。生命保険、火災保険、地震保険など複数の保険に加入されている方は提出書類が多くなってきますね。
その中でも忘れずに提出したいのが、個人型確定拠出年金の書類です。個人型確定拠出年金に収めた掛け金は全額控除の対象となるのですごくお得な制度です。
こんにちはレセピです♪今回は個人型確定拠出年金の概要と年末調整時の個人型確定拠出年金の記入について解説したいと思います♪
そもそも個人型確定拠出年金とは?
掛金は全額所得控除の対象
※SBI証券ホームページより
個人型確定拠出年金に拠出した掛金は全額所得控除の対象となり所得税・住民税が軽減されるので非常にお得です。
個人型確定拠出年金として拠出している金額×税率分が戻ってき、会社員(2号被保険者)掛け金の金額は月額の場合は上限は月23000円まで拠出できます。
例えば年収(課税所得)が400万円(限界税率20%)の年収がある人が月々23000円を拠出してした場合の総拠出額は年間276000円でその内83950円が還付されます。
運用益は非課税
※SBI証券ホームページより
拠出して発生した運用益には税金がかからず非常にお得です。また運用する商品も自分で選べるのでリスクをコントールする事もできます。
ただ運用益の税金は無料でも、運用手数料自体は発生します。私は運用手数料の安いSBI証券の個人型確定拠出年金を利用しています。サポート体制も比較的良好で、運用商品の取り扱いも多く非常にオススメです。
個人型確定拠出年金を利用する為には最初に証券会社の口座開設が必要です。その後個人型確定拠出年金の申込みという流れになります。
受け取り時も控除対象
※SBI証券ホームページより
個人型確定拠出年金の受け取り時、一時金であれば退職所得控除、年金なら公的年金等控除を受けることができます。
例えば一括で受け取る場合は退職所得となり加入年数×40万円(20年以上加入の場合70万円)が控除されます。運用益を含まず計算して年40万円(70万円)までの掛け金なら全額非課税になります。
さらに年金として受け取る場合も年齢に応じて控除を受けられるので、給与所得よりもかなり優遇された制度となっています。
→つみたてNISAの予約受付が始まったので実際に申込んでみました
個人型確定拠出年金の年末調整
払込証明書
個人型確定拠出年金に拠出すると毎年11月頃に国民年金基金連合会から年末調整に必要な書類が届きます。
平成28年度分
我が家には2016年10月28日に到着した払込証明書
内面、この書類が年末調整で必要になります。
各種案内、注意事項
平成29年度分
年末調整記入欄
右下の個人型又は企業型年金加入者掛金へ記入
おわりに:年末調整の準備はお早めに
年末調整の時期には早めに関連書類の準備をしましょう。もし払込証明書が届いていないなどで年末調整の提出ができなければ自分で確定申告する必要があり手間がかかります。
特に自分で記入されている方は特に余裕を持って準備することをオススメします♪